FRP水門・関連設備の特長

1.高強度

・鋼材同等の基本強度。
・経年での初期強度を持続。

2.軽量性

・普通鋼製の約1/2〜1/3の重量。
・開閉装置の小型化や施工作業の効率化が可能。

3.耐久性(耐食性・耐候性)

・腐食しないため、厳しい腐食環境下でも適応可能。
・耐候性・耐水性に優れた表面保護層を確保することで、水分や紫外線による強度低下を
防ぐ

4.経済性

・通常、表面保護層は補修の必要がないため、維持管理コストが削減。
・施工に伴うコストの削減。





自然災害発生直後のFRP水門の状況

 この度の自然災害により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。  


熊本豪雨災害


 2020年7月、長期にわたり梅雨前線が本州付近に停滞し、西方と南方から流入する大量の水蒸気が九州を中心に西日本から東日本にかけて集まりやすい状態が続いたことなどの原因により、広い範囲で記録的な大雨となった。


製品施工概要

竣工年月日   平成25年8月
発注者     熊本県芦北町役場
施工場所    熊本県芦北町
製品名     FRPフラップゲート
有効幅×有効高 3.0m×3.0m(2門)
成形方法    グリットモールド
施工目的    逆流防止






被災状況
 熊本県を流れる球磨川水系では、急激な降水量の増加により、多数の箇所で氾濫・決壊し、芦北町でも氾濫流による橋梁・建造物の破壊流失、および浸水による被害が生じた。水位低下後のゲート周辺には、コンクリートの残骸などの流送物が滞留しており、操作台には大量の植物が堆積していた。


点検調査結果
 被災直後の状況確認を行ったところ、想定外の越流水深にも関わらず損傷箇所などは特に見受けられなかった。また、堆積物撤去後の現場点検においてもゲート及び操作台に残留変形もなく、施工当時の機能を十分に保持していることを確認した。








FRP水門技術協会

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